歳の差1歳。
「だって伊坂、分かりやすいだろ」

「う、うーん…」

「俺、そんなに分かりやすかった…か?」

「弘美とどっかの鈍感以外、殆どが気付いてたわよ」

「マジかよ…」

ちらっと弘美を見ると、まだ赤い頬に手の甲を当てて冷ましていた。

「で、この短時間に何があったのよ〜!」

「っな、教えるわけねーだろ!!!」

< 37 / 59 >

この作品をシェア

pagetop