嵐のような君を愛してる
急いで君を探す。

銀行にはキャッシュコーナーに並んだり合計10人くらいの人がいた。

その中で不自然に為替相場を見つめている女の子が…。
間違いない。


「あ!」
君が視線を感じてか振り向く。

目が合った。
君はにっこりと微笑んだ。
「かわいい…」
僕は思わず軽く手を挙げただけで目を反らしてしまった。

そのままキャッシュコーナーで金をおろす。
これから悪友に頼まれた買い物のために。


なんだか焦って暗証番号を1度間違えてしまった。
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