あいらぶゆー2
~優羽吾~
「みう、ちょっと酔ってる?」
「ぜ~んぜんっ!うふ~っ。なぁんか、足がフワフワするよ」
…大丈夫かな。
学校の話になると、やたらお酒がすすむな…とは思ってたけど。
ワイン一本あけてたし…結構強いと思って見てたら、どうもそうじゃなさそうだ。
顔が少しも赤くならないから、気付かなかった。
「さ、車乗って。足元に気を付けて…」
扉を開け、車に乗り込むみうが一瞬フラつく。
とっさに手を伸ばし、みうの身体を支えた。