あいらぶゆー2
「そうそう、オレたち半年後に結婚するから!」


廉太郎がとんでもない事を言い出した。


「ちょっと…。その話、まだ固まってないのに!アンタ本当口軽い…」


みうには、ちゃんとした形で話したかったのに。このバカ男のせいで、私の計画は丸潰れ。


「本当に!?おめでとう!!」


みうが目をキラキラさせて、私を見る。


いや…違うから。


「まだよく喧嘩するし、コイツの浮気癖が治らない限り、保留」


冷たく言い放つと、廉太郎が縋るような目で私を見る。


あぁダメだ…この目に弱いんだ。


バカなヤツと思いつつ、やっぱりコイツしかいないと思ったり。


そんな事の繰り返しだった。

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