あいらぶゆー2
「亜沙美、はっちゃんに何か飲み物出してあげて。それと…今日はもう遅いからうち泊まってくといいよ」


お兄ちゃんは私とはっちゃんにそう言うと、さっさと家に上がり込む。


「泊まるってー…はっちゃん一人で帰れるでしょ。何なら、誰か呼べば?バイクで迎えに…」


「亜沙美、いーから」


な…何よ。


お兄ちゃんは、私を手で制すると、2階に着替えに上がる。


とりあえずはっちゃんを部屋に案内して、冷蔵庫からコーラを出した。


「はっちゃんコレ好きだよねー。飲めば?」

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