あいらぶゆー2
いつも笑ってるようなお兄ちゃんの目は…


すごくキツくて、その意外な表情に、背筋が凍りついた。


体中の血の流れが…


止まったような気がした。


「…亜沙美、オマエ…前の学校のヤツに脅されてるんだって?」


…は?


お兄ちゃんの口から出たのは…、私が想像もしてない、意外な言葉だった。


「はっちゃんも、そいつのせいで愛斗の店襲撃しないとヤるって言われたみたいだし…。


一体どいつなんだ?亜沙美を脅してんのって…」


わ、私が脅されてる!?

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