あいらぶゆー2
目を見開きはっちゃんを見ると、申し訳なさそうに上目遣いに私を見てる。


つくなら…、もっとマシなウソついてよ。本当、バカなんだから。


はっちゃんが愛斗の店に手をかけたのは…


朱兎の命令?


なぜか…そんな気がした。


「あの…優羽吾さん。この事は、どうか…誰にも言わないで下さい。言ったってバレたら…オレも亜沙美もタダじゃすまないんで」


はっちゃんは、俯きボソボソ喋る。


「…妹が脅されてんのに黙ってるワケにいかないよ。オレ、帰省する日…延ばすわ」


えっ!それは…嬉しいけど…、何か面倒な事になりそう…。


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