あいらぶゆー2
「亜沙美ちゃん、昨日の晩から一日寝てたんだよ?」
やっぱり…。
ガックリと肩を落とすと、みうさんが私の額にそっと手を差し伸べる。
「うん。熱もないね。午前中、一応お医者さんに看てもらったけど、軽いショック状態だろうって言ってた。
…何か思い出したくない事が、あったりする?」
みうさんは、何か言いたげに私をじっと見つめる。
思い出したくない事…。
愛斗にまたフラれた。
今度こそ…
諦めなくちゃ。
毎回そう思うのに、
少しでもチャンスがある度に
彼に近づこうとしてしまう。
…叶わないのに。
「亜沙美ちゃん…。あのね、これ…」
みうさんは、遠慮がちにポケットから何かを取り出すと、
そっと私の手に何かを乗せた。
やっぱり…。
ガックリと肩を落とすと、みうさんが私の額にそっと手を差し伸べる。
「うん。熱もないね。午前中、一応お医者さんに看てもらったけど、軽いショック状態だろうって言ってた。
…何か思い出したくない事が、あったりする?」
みうさんは、何か言いたげに私をじっと見つめる。
思い出したくない事…。
愛斗にまたフラれた。
今度こそ…
諦めなくちゃ。
毎回そう思うのに、
少しでもチャンスがある度に
彼に近づこうとしてしまう。
…叶わないのに。
「亜沙美ちゃん…。あのね、これ…」
みうさんは、遠慮がちにポケットから何かを取り出すと、
そっと私の手に何かを乗せた。