あいらぶゆー2
「みう、亜沙美の事任せっきりでごめんな」


ロビーでぼーっとしてると、優羽吾くんがホテルの事務所から出てきた。


「大丈夫だよ。亜沙美ちゃん…目が覚めて良かった。

今また寝ちゃったから、そっとしておこうと思って」


「うん。みうも休憩しなよ。飲み物買ってくる。何がいい?」


「んー…じゃあ、さんぴん茶」


「了解っ」


昨日寝てないから、優羽吾くんだって疲れてるのに。


人に心配かけまいと明るくする所なんて、全く変わってないよね。


そうだよね…


人ってなかなか変われない。






いい所も、悪い所も。









愛斗くんの寂しい気持ちに…


亜沙美ちゃんの暖かい心が


いつか…


届きますように。










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