あいらぶゆー2
『~♪』
私が扉を開けると、オルゴールの優しいメロディーが聞こえてくる。
中にいる人に、私の訪問を知らせる合図なんだけど
その音が聞こえると、いつもこの瞬間から私は昔の自分に戻れる気がする。
お兄ちゃんがいて、愛斗がいて…いつも私の周りには、大好きな人がたくさんいたね。
いつからなんだろ、私の心が歪み始めたのは…。
きっと…
それは
…寂しかったから?
うちの親は有名なパティシエで…実家もセレブ御用達の超有名な高級洋菓子店。
だから他の家より裕福で、お金で買えない物なんてなかった。
でも物欲は満たされても心はいつも満たされなかった。
…家庭より仕事の両親は私の面倒なんてみてくれず、頼りにしてた大好きなお兄ちゃんも…
気づけば私の元を去って行ってた。
私が扉を開けると、オルゴールの優しいメロディーが聞こえてくる。
中にいる人に、私の訪問を知らせる合図なんだけど
その音が聞こえると、いつもこの瞬間から私は昔の自分に戻れる気がする。
お兄ちゃんがいて、愛斗がいて…いつも私の周りには、大好きな人がたくさんいたね。
いつからなんだろ、私の心が歪み始めたのは…。
きっと…
それは
…寂しかったから?
うちの親は有名なパティシエで…実家もセレブ御用達の超有名な高級洋菓子店。
だから他の家より裕福で、お金で買えない物なんてなかった。
でも物欲は満たされても心はいつも満たされなかった。
…家庭より仕事の両親は私の面倒なんてみてくれず、頼りにしてた大好きなお兄ちゃんも…
気づけば私の元を去って行ってた。