あいらぶゆー2
『オレが女装した時、タイプだって…』
「あぁ、それはマジ。優羽吾が女だったらだろ?オマエ男じゃん」
『いや…そーだけどさ。母さんと顔似てるし…』
「だからってベツモンだろーが。オマエだから、いいって言ったダケだぜ?」
何か変な方向に行ってないか心配だが、とりあえず…今は優羽吾の誤解を解かないと、だな。
『そう…か』
「そうそう。ま、奥さんだったら亜沙美の方が…って、これまた優羽吾に怒られるよな」
冗談で言ったつもりが、優羽吾の何かに火をつけた。
『そうだ…。愛斗、亜沙美をフったんだってな』
げ…。今度はその話かよ。
「あー…あぁ」
歯切れ悪い返事をすると、優羽吾の冷たい言葉が飛んで来た。
『亜沙美の結婚、オレが母さんに提案したんだ』
…優羽吾が?
『愛斗を好きなままでいたら…亜沙美が可哀想だ。愛斗は、いつも人の気をひいて…最後にガッカリさせるんだ』
ガツンとやられた気がした。
…確かにそうかもしれない。
オレは、いつもそうだ。
「あぁ、それはマジ。優羽吾が女だったらだろ?オマエ男じゃん」
『いや…そーだけどさ。母さんと顔似てるし…』
「だからってベツモンだろーが。オマエだから、いいって言ったダケだぜ?」
何か変な方向に行ってないか心配だが、とりあえず…今は優羽吾の誤解を解かないと、だな。
『そう…か』
「そうそう。ま、奥さんだったら亜沙美の方が…って、これまた優羽吾に怒られるよな」
冗談で言ったつもりが、優羽吾の何かに火をつけた。
『そうだ…。愛斗、亜沙美をフったんだってな』
げ…。今度はその話かよ。
「あー…あぁ」
歯切れ悪い返事をすると、優羽吾の冷たい言葉が飛んで来た。
『亜沙美の結婚、オレが母さんに提案したんだ』
…優羽吾が?
『愛斗を好きなままでいたら…亜沙美が可哀想だ。愛斗は、いつも人の気をひいて…最後にガッカリさせるんだ』
ガツンとやられた気がした。
…確かにそうかもしれない。
オレは、いつもそうだ。