あいらぶゆー2
オルゴールの音が鳴ってしばらくすると、カウンターの奥から一人の女性が出て来くるのが見えた。
整った顔立ちに、華奢な体。私なんかより遥かに細い手足。彼女は満面の笑みを浮かべると、私の前に現れた。
「亜沙美ちゃん!久しぶりね。最近見なかったけど…。忙しかったのかな?」
「光(ひかり)さん…愛斗は?」
彼女の質問には敢えて答えず、自分の聞きたい事を聞いた。
別にこの人の事、嫌いじゃない。だけど…私が今すぐ会いたいのはこの人じゃないから。
「あぁ、さっきまでいたんだけど。気づいたらどっかに行っちゃて…多分、煙草かなぁ」
あっそ…。
やっぱり愛斗は私をナメてるよね。
こっちはそれなりに金払ってんだから、他の客と態度変えるなっつの。
整った顔立ちに、華奢な体。私なんかより遥かに細い手足。彼女は満面の笑みを浮かべると、私の前に現れた。
「亜沙美ちゃん!久しぶりね。最近見なかったけど…。忙しかったのかな?」
「光(ひかり)さん…愛斗は?」
彼女の質問には敢えて答えず、自分の聞きたい事を聞いた。
別にこの人の事、嫌いじゃない。だけど…私が今すぐ会いたいのはこの人じゃないから。
「あぁ、さっきまでいたんだけど。気づいたらどっかに行っちゃて…多分、煙草かなぁ」
あっそ…。
やっぱり愛斗は私をナメてるよね。
こっちはそれなりに金払ってんだから、他の客と態度変えるなっつの。