あいらぶゆー2
VIPルームに入ると、室内ではアロマランプが焚いてあり、私の為に置いてある専用の膝掛けが目に入って来た。


今日はラベンダーなんだ。何かフツー…。


もうちょっと、エキゾチックな香りが良かったな。


変えてって言えば変えてもらえるけど…まっいいや。


私は、ソファに腰掛けて愛斗を待っていた。


…あぁ疲れた。


瞼を閉じると、今日の出来事がフラッシュバックする。


嫌だ…


思い出したくないのに。


まさか…あんな目に遭うなんて。


私に触れていいのは…


アイツじゃないんだから。
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