あいらぶゆー2
「全く妬かねーし。おもんねぇ。オレには亜沙美だけなのにさぁ」
朱兎は私に微笑むと、肩に手を回す。
「どーだか。私は別に、本命じゃなくていーから。その代わり、私が必要な時に現れてよね?」
「はっ。都合のいー男かよ。やっぱ亜沙美はこえぇな。…でもそこがまたスキなんだけど」
私に顔を寄せると、ふうっと首に息を吹きかける。
「…もぉ」
「…あ、さやか先輩みーっけ。オレちょっと行ってくる」
あっそ…
どーぞ、ご勝手に。
朱兎の女癖の悪さは、この学校に来た時から分かってた。
いつも連れてる女が違う。
朱兎は私に微笑むと、肩に手を回す。
「どーだか。私は別に、本命じゃなくていーから。その代わり、私が必要な時に現れてよね?」
「はっ。都合のいー男かよ。やっぱ亜沙美はこえぇな。…でもそこがまたスキなんだけど」
私に顔を寄せると、ふうっと首に息を吹きかける。
「…もぉ」
「…あ、さやか先輩みーっけ。オレちょっと行ってくる」
あっそ…
どーぞ、ご勝手に。
朱兎の女癖の悪さは、この学校に来た時から分かってた。
いつも連れてる女が違う。