地下秘密基地.
握り拳ぐらいの小さな穴からマンホールほどの大きな穴になった。
さらに回りの板も蹴り落とす。
〈バキッ……バキッ!〉
ちょうどマンホールぐらい。
なんか吸い込まれそうな不思議な穴だ。しかも深さが約3~4mありそう。
「意外と深そうね。大丈夫?純平」
「たぶん大丈夫や!」
純平が謎の穴に手を入れて、内側を調べると、
「なんかはしごみたいのあるから行ける!」
「純平出てきたらうちも入ってみたいな~。」
亜希が2番手に名乗り出た。
純平が出てこれたら俺も行ってみよう。
まず足を入れて、純平が穴の中に入っていった。