愛たくて~あいたくて~

大切な物

翌日

昼前にすみれと歩が来た



睦月が上手く母さんに男だけで用事があると言ったらしく葵とすみれを連れて出掛けた




残された俺たちは買い物へ



プレゼントとケーキの材料と料理の材料を買って急いで帰って準備をする



ケーキも手作り



まぁ俺も歩もそこそこ出来るからなんとかなった



睦月は口ばっかで役に立たなかった




母さんたちが戻る前に未菜が帰って来た


『ただいま』



『おかえり』



そう言い睦月は未菜にかけよる



『何してんの?』



何も知らない未菜は台所で頑張る俺と歩に言う



『今日すみれと葵の誕生日会するから』

俺が言うと未菜は納得した


『そう言うことね』


『ああ…てか睦月邪魔だから相手してや』



歩に言われて



『はいはい』


未菜は返事した


『ひどくない』


睦月が言う


『ひどくないでしょ本当の事だし』



なんて未菜にまで言われてる



準備完了


母さんに電話した



『わかった帰るね』


そう言い切れた電話


数分後に母さんは二人を連れて帰ってきた



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