愛たくて~あいたくて~
また平凡な日常が始まった



学校…バイト…バンドの日々



でも一つ違うのは葵が隣に居ること



文化祭開けは大変だった



ライブが好評で何処に居ても騒がれた



大和や永和…真琴先輩も逃げ回ってた



俺はめんどくさくて逃げるのを辞めて囲まれた



『如月くん…かっこ良かったよ』



『愛斗お前最高』



『次のライブいつ?』



色んな言葉が飛び交うが俺は無視



葵を見つけて駆け寄り側に行く



皆は不思議そうだった



陰でコソコソ話す声が聞こえた




葵との事を隠す気にはなれず結局皆の前で言ってしまった



『俺ら付き合ってるから』



その横を偶然水無月先輩が通る



めちゃくちゃ笑ってる



そして周りの奴らに聞かれてた



先輩も俺と同じ様に言う



『マジマジ…こいつらラブラブだから邪魔すんなよ』



みんなびっくりしてた



本当は言うか言わないか迷っていたが水無月先輩と話した日に先輩に言われた



『お前多分ライブでめちゃくちゃ人気でてるよ…葵はきっと気にしないふりして凄い気にするからもうはっきり言っちゃいな』



その一言で言うことに決めた



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