愛たくて~あいたくて~
落ち着いた葵が俺を呼んだ


『愛斗』



『ん?なに』


俺は葵を抱き締めたまま返事する



『キスしたよね葉月ちゃんと』


一瞬葵を離して言う

『ごめんな』


不意打ちだとしてもその事実は消えないから



『許さない…抱き合ったりラブラブしたりいくら仕事でも嫌だ』



なんて可愛い事を素直に言うからよりいっそう強くた抱き締めた



『ば~か』


そう言いキスをした


『ねぇ…ずっと一緒だよ』



なんて言うからもう本当可愛すぎ


俺はそのまま葵に口付けた



『消毒』


そう言い笑うと


『ダメもっと』


もう理性を保つ事は出来なくて



葵と一つになりたいそう思ってしまった


そして優しく葵を抱いたんだ



葵は何度も


『愛してる?』


そう聞いてきた


だから優しく囁く


『愛してるよ』



その度葵は笑顔で俺を見つめる




愛してるその言葉で葵の寂しさを俺が少しでも埋めれるのなら俺は何度でも言うよ



愛してると…




< 124 / 306 >

この作品をシェア

pagetop