愛たくて~あいたくて~
『ん…おはよう愛斗どうしたの?』


眠そうに答える葵にお母さんが来ている事を話した


『行こう』


葵に言うが葵は行かないと言う


仕方なくまた玄関に戻った



『愛斗葵ちゃんは?』



母さんに聞かれて答える



『会いたくないらしいです』


『やっぱりそう…』

葵のお母さんは寂しそうに言う


それから母さんと少し話していた


『葵ちゃんの事は少し様子みてはどうですか…家でちゃんと預かりますから』


母さんの言葉に葵のお母さんは頷いた


結局葵には会わずに帰ってしまった



『愛斗』


『ん?』


『葵ちゃんにはあんたが話しなさい』


母さんにそう言われ


『あぁわかった』



俺は葵の待つリビングへ向かった



でもリビングに葵は居なくて俺は自分の部屋に行く



中に入ると葵が居た

『葵…』


今にも泣きそうな葵の横に座り抱き締める


『お母さん何だって?』

葵は聞く


『ん…葵を心配してたよ…再婚するならちゃんと葵に認めてもらってからにするって…』


『そっか』


『なぁ葵…とりあえず落ち着くまでは家に居ろよ…てかもうずっと居て』


なんて言ってみた




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