愛たくて~あいたくて~
結局考えるのを辞めた俺は普通に日々を楽しんでいた



学校も始まり気づけば周りはバレンタインの話しで盛り上がって居た




そうバレンタイン=俺の誕生日



睦月未菜はバレンタインだからと出掛けると言っていた



もちろん歩とすみれも



俺は葵と約束したいのだけど俺のバンドのライブが決まり約束さえ出来ずに居た



『愛斗…14日ライブ決定だから』



真琴先輩に言われた


『なぁ真琴別の日になんねぇ~の?』


大和が言う


『それが何かどうしても14日でお願いしたいらしいから』


真琴先輩も俺を見て言う


『まぁ仕方ないですよ…』


そう仕方ない


だって始めての誘いで…


しかも半日の大きなライブハウスの出演




『まぁ半日だから』


真琴先輩は苦笑いして言うから


『別に大丈夫ですよ』


なんて笑った



やっぱり葵にはちゃんと謝ろう




家に帰ると葵が母さんと話してた



話しの内容をこっそり聞く




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