愛たくて~あいたくて~
『なんで誕生日にライブなんてするのよしかもバレンタインだし…違う日には変えれないの?』



『始めてライブに誘われたんだよ…
しかも結構大きいライブハウスの半日ライブなんてそうそう無いから…14日にどうしてもして欲しいって言われてさ』


理由を説明すると母さんの代わりに葵が言う


『凄いねじゃあ頑張んないとね』



『まったくあんたはバカだね』



なんてため息突かれた



何故そんなに言われるのかわからなかった




夜眠れずリビングにお茶を飲みに行くと母さんが居た


『あ…愛斗』


『何してんの?』


『写真の整理よ』


そう言い写真を手に取る


『お~懐かしいなぁ~』



俺も母さんの横に行き写真を手にとった


『本当大きくなったわね…』



『あぁまぁもう16だしな』



『本当ね…早いわね…私とお父さんが出会った年だもんね』


『そうなんだ』


『そうよ』


『ふ~ん』


そう言いながら飲み物を飲む




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