愛たくて~あいたくて~
数日後



気付けば俺・睦月・歩・神無月・霜月の5人で居ることが多くなってきていた



歩とは以外に話しが合う



神無月と霜月はいつも一緒にいて霜月の席が俺の隣と言うこともありよく話す様になった



そんな日々が当たり前になってきたころ



突然神無月が聞いてきた



『そう言えばさ愛ちゃんは彼女とかいないの?』



『え?』



聞かれた質問の内容よりも神無月に愛ちゃんって呼ばれた事にビックリして神無月を見る



『だから彼女いないの?』



『居ないよ…てか今はほしくないかな』


『ふ~んそうなんだ』



『そうそう愛ちゃんは女には興味ないからね』


って睦月が笑いながら言う


『うるさい』


いつもの様に睦月を睨む


『てか何で興味ないの?』



『別に…』



答えに困った俺の代わりに睦月がまた話し出す


『愛ちゃんモテるんだけど付き合ったら直ぐにふられるから』



『ちょっと睦月しゃべりすぎ』




『そうなんだなんで?』






今度は霜月さんが不思議そうに聞いてくる


『さぁ~知らない…俺が分からないとか言ってすぐにふられるから』


『そうなんだ』


みんな暫く沈黙してしまう




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