愛たくて~あいたくて~
ドアが開き中からはだるそうに未菜が出てきた



『お兄ちゃん…いつ帰ってきたの』


俺を見てびっくりする未菜


きっと睦月だと思っていたんだろう



そんな未菜の思いは気にせずに未菜と話す


『今さっき…なぁ睦月から聞いた喧嘩してんだって』



未菜の部屋に入り話し出す



『だって睦月が悪いんだよ…お兄ちゃん忙しくなってから毎日の様に女と帰ってくるんだもん…』


未菜は泣きながら言う


『だからって当て付けで未菜まで男と帰るのはよくないだろ』


俺は泣いてる未菜を優しく見てそう言うと


『だって睦月の気持ちを知りたかったからなのに睦月なんて言ったと思う?』


未菜は泣き止まず俺に言うから俺はさっき睦月に聞いた話しを思い出して答えた


『何考えてるん…だろ?さっき聞いたよ未菜は何て言われたかったんだ?睦月にどうして欲しかったんだよ?』



『それは…』



言葉が止まるそんな未菜に俺は聞いてみた


『未菜はもう睦月が嫌いになった?』




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