愛たくて~あいたくて~
俺の言葉に未菜は即答で答える



『大好きだよ…でも睦月が私を好きなのかわからなくなった…愛されてる自信はないよ』


なんて余計に泣き出した


『泣くなよ…未菜信じなきゃ前には進まないよ…だいたいこのまま睦月と別れてもいいのか?』



『嫌だよ…でも怖いの…私年下だし…まだ中学生だし…睦月が何で女と帰ってるのかも聞けない…だって私がもう嫌になったからなんて言われたらもうショックで立ち直れないもん』


『てかちゃんと話せよ二人で…睦月呼んで来るから』



そう言いながら部屋を出ようとすると未菜が言う


『お兄ちゃん…』


言い事は顔を見ればわかる


『大丈夫だよ』


笑顔で答えて睦月を呼びに行く


『愛ちゃん…未菜は…なんて』


そうとう焦ってる


俺は睦月の胸ぐらを掴み壁に押し付けた


睦月はびっくりしていた


『睦月…未菜を泣かしたらどうなるかわかるよな…てか睦月は未菜が好きなんだよな?』


俺の言葉に睦月は直ぐに


『当たり前だろ…好きだよ…でも好きすぎて怖くなる』


睦月は下を向いて言う



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