愛たくて~あいたくて~
そんな俺に皆はまた笑う


そしてすみれが笑いながら言う


『いや皆で話してたの絶対知ったら一番愛ちゃんが怒って怖いだろうなって』



『そうだよ…すみれも遠慮せず言えよな』


俺はすみれに言った

『うん…本当ありがとう』


そして歩に

『あと歩』


『なに?愛ちゃん』


『睦月に言うなら俺にも言えよな』

本当だよ…もう睦月に話すくらいなら俺にもちゃんと話せよなそう思った



『おう…これからはそうする』


なんて歩も笑った



『葵もちゃんと話せよ』

葵にも言う


『うん…ごめんね』

葵が凄く切なそうに謝るから


『まぁ俺に余裕が無かったのが悪いんだけどな』


なんて言うと皆して

『本当だよ』


って笑った


未菜はまだ泣いた


『未菜…泣きすぎ…お前も何かあったらちゃんといいな…特に睦月に泣かされたら』


そう言うと睦月は


『もう泣かさない』


なんて言うから睦月を叩いた


そんな俺らを見て未菜も笑った




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