愛たくて~あいたくて~
今までこんな俺の性格を見抜いたのは睦月だけだった



『そうなんだ…え?てことは二人には慣れてるってこと?なんで私は?』



霜月さんが不思議そうに慌てながら言う

『だって葵いつも放課後すぐ帰るじゃんうちらいつも4人で残ってるし』



『え~ずるい』



『ずるくない葵には水無月先輩が居るだろ』


神無月と歩は笑いながら言う


『まぁそのうち慣れるって』



と睦月がフォローする



そう俺は霜月にたいしてだけまだ冷たいまま


どう接していいか解らずにいた


『じゃあ今日は皆と居る…だから遊びに行こう』


『わかったよでも先輩が良いったらな』


と俺が言うと


『解った聞いてみる』


と言って携帯を取り出しメールをしていた




数分後…


『いいって』


『マジで』


と言う神無月に笑顔で返す


『マジで』


『じゃあ今日はカラオケだね』


『おう』


こうして放課後カラオケに行くことに決まった





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