愛たくて~あいたくて~
そして急に彼女は顔色んな変えて叫ぶ


『そんなこと言ったらどうなるかわかってるの…神無月さんみたいになるわよ』

それを聞いた俺は怒りに満ちた


『てかあんたこそわかってるのかよ…俺ら敵に回す意味』



『え?』


『知らないわけないよな…俺結構先輩達に顔聞くんだけど…』


『…』


急に黙り込む


『別にいいよやりたいならやれよ…ただどうなるかは知らねぇけどな』


俺の言葉にビビったのか逃げていった



ただ最後に言った一言が俺は気になった


そう彼女は逃げ際に一言


『覚えてなさいよ』


そう確かに言ったんだ



結局俺は睦月と教室に戻った



心配していた歩とすみれと葵は駆け寄ってきた



『大丈夫だったか?』


歩に聞かれて


俺と睦月は笑顔で


『大丈夫』


そう言った


すみれや葵を心配させたくなかったから


でもきっと睦月もわかっていた



さっきから睦月の顔に笑顔がないから



きっと未菜を心配してるのだろう



俺は皆と離れてから睦月に言う



『大丈夫だから』


『あぁ』


睦月は心配そうに返事した



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