愛たくて~あいたくて~
とりあえず俺も未菜が心配だったから歩にだけは全てを話し葵を頼んだ



俺と睦月は学校が終わると直ぐに未菜を迎えに行った



『睦月…お兄ちゃん』


未菜は俺たちを見るなり駆け寄って来た


『よぉ…未菜ちょっと買い物行くぞ』


俺が言うと未菜は不思議そうな顔をする


睦月は今日1日未菜に何も無かったのを確認したのか安心していた



俺たちが向かったのは携帯屋



未菜が


『買い物ってお兄ちゃん携帯変えるの?』


なんて言うから


『いや…お前の携帯買ってやるの…睦月と選べよ』


そう言い俺は二人から少し離れる



未菜は不思議そうに睦月に聞いてた


『なんで急に携帯なのかな?』


『あぁ愛ちゃんも俺も携帯あった方が連絡取りやすいからだよ…今日話してて思いついたんだよ』


『ふ~ん…まぁ携帯欲しかったからちょうど良いか』


なんてなんとか納得したのか睦月と携帯を選び始めた



俺は安心して葵に電話した




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