愛たくて~あいたくて~
意外にもあっさり受けてくれた隼人を見て葵は不思議そうに言う


『ねぇ愛斗…何かすぐに受けてくれたけど大丈夫?』


『あぁ大丈夫…隼人昔も同じ様に未菜の警護してたから』



『え?』


『まぁ昔から愛ちゃん人気者だったから妹の未菜は大変だったんだよ』


そう確かに昔も大変だった


俺がこんなんだからよく恨みを買っては未菜に被害があった


学年が違い気づけない俺たちの代わりに隼人に頼んでたんだ


まぁ卒業してからはそんなことも無くなり隼人の役目も無くなった



だから隼人は頼むには一番いい存在なんだ



葵は納得したかの様に


『じゃあ安心だね』


そう言った



対策も立ったからそれぞれ別れた




部屋に戻り歩と睦月と話していると水無月先輩から連絡が来た




『はい…愛斗です』


『あのさ考えたんだけど…向こうが仕掛けてくんの待つのもいいけどさこっちも色々調べてみねぇ?』


『そうですね…早く解決した方が良いですよね』



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