愛たくて~あいたくて~
放課後




カラオケで5時間歌って帰った



『じゃあ』



『バイバイ』


そう言い歩たちと別れた


『愛ちゃん…』


『どうした?』


皆と別れてから睦月が言う


『なんかしゃべり過ぎたごめんな』


『気にするな』


そう言うといつもの睦月に戻った



そして帰って居るとき


俺は見ては行けない者を見てしまった


水無月先輩と知らない女



でもきっとお姉さんか誰かだろうそう思うことにした




『なぁ睦月』



『ん?』


睦月は水無月先輩に気づいてなかった


だから何も言わずにそのまま話題を変えた



家に着いてからもずっと水無月先輩と女の人の並んで仲良く歩く姿が頭から離れない



『なぁ愛ちゃん…知ってた?』



『何が?』


『水無月先輩と霜月の事』


『え?』


急に水無月先輩と霜月の話しが出て驚いた



『だから水無月先輩と霜月別れるかもってさ』



『…』


意味がわからなくて頭が着いていかない俺



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