愛たくて~あいたくて~
『わかったじゃあ俺らも行く』


俺の話を聞き水無月先輩も真琴先輩も言う



『いや…いいよこれ以上巻き込めない』



そう言う俺に先輩達は



『バカ今のお前達だけで行かせれねぇ~よ』



『そうだな…今の愛斗は何をするかわかんねぇ~からな…行くぞ』



結局水無月先輩と真琴先輩に言われて奏高に向かった




奏高に着き先輩達は冷静に生徒に話しかけていた



『なぁ…一年の赤磐宗太と2年の橘知らねぇ?』



『赤磐ならさっき橘に呼ばれて帰りましたけど』



『そう…行きそうな場所とか知らないかな?』




『ちょっとわからないです』


『何かあったんですか?』


先輩たちが声をかけている生徒とは別に後ろから聞いてきた一人の男


『ちょっとな…お前は何かしってんのか』


何となくそう思い俺は彼に聞いてみた



『いや…いい噂を聞かないから…それも最近橘と赤磐がよく楽しいことが出来るかもとか言って話してたから』



彼の話を聞きながら何か掴めるかと思った



『なぁ橘か赤磐に連絡付かないか』



聞いた俺に



『無理だなぁ~』



そう言われた



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