愛たくて~あいたくて~
気づけば病院のベッドに居た



『愛ちゃん…わかるか?』



目を覚ました俺に睦月は話しかけた



『あぁ大丈夫』


そう言い俺は記憶を辿る



『睦月葵はなぁ葵は?』



俺は無理やり起き上がろうとしたが背中が痛くて起きれなかった




『大丈夫…今は少し休んでる…葵ちゃんもすみれも何もされてない…もう少し遅かったら危なかったけど』



睦月は下を向いて話してた





少しして病室に赤磐さんと弟が来た



俺は弟を睨む



そんな俺に赤磐さんが話し出した



『愛斗すまなかった…こいつお前の好きにしていい…橘はあの後残りの二人が散々殴ってたし橘の親も来て警察に突き出した…こいつも警察には行かしたが注意で終わった…だからあとは愛斗お前の気がすむ様にすればいい』



そう言う赤磐さんは本当に悔しそうで



『わかりました…葵と話してからにさせてください…』




『わかった…とりあえず今日は連れて帰るのな…本当にすまなかった』




そう言い弟を連れて部屋から出て行こうとした




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