愛たくて~あいたくて~
『お兄ちゃん』


『おう…悪いな』



『いいけどさっきのはどう言うことよ』



『あぁ彼女が』


そう言い彼女を見て事情を説明した


『和美…何してんの』



『うるさい未菜ちゃんがお兄さん紹介しないから』



『だからってこんなことすんなよ』


俺は呆れながら言う


『だって…』



『ごめんな…俺は君とは付き合えない…彼女が大切だから』


そう彼女に言う



『和美…だから言ったでしょ…カバン返しなよ』



『カバンなんて知らないわよ…先輩がずっとカバン探してたから嘘ついただけだもん』



『え?じゃあ俺の鞄は?』



『知りません本当に…ごめんなさい』




そう言い彼女は帰って行った



『未菜お前は大丈夫なのか?』



『あのね…私を誰の妹だと思ってんの?お兄ちゃん有名人よクラスでも人気なんだからそんな私を誰が敵に回すのよ…和美は嘘つきで有名なんだから…気にしないのそれより鞄は探さなきゃ』



『だよな…なんでないんだよ』



結局鞄は見つからず先生に言って帰った


まぁ中身はほとんど何も入ってないからいいんだけど






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