愛たくて~あいたくて~
睦月の家は少し複雑で中学の頃から自然と家に来るようになり気付けば家族同然で家に泊まってる






朝食を食べ終えて俺と睦月は家を出て




自転車で高校に向かう


自転車で学校迄は30分


家から一番近い高校にした



自転車で通学しながら睦月に話しかけた

『なぁ睦月なんで休み中は来なかったんだ?てかお前は家帰ってたのかよ?未菜寂しがってたぞ』




未菜とは俺の2つ年下の妹



睦月が大好きなのだ


『悪いな…ちょっとバイトしてたんだ』


『バイト?』


『あぁまあな色々あるんだよ俺も』


『そっか』



俺は睦月の事情はよく知らない



ただ家に居たくないと言うから家に呼ぶようになりそれからは自然とうちに居る


気になると言えば気になるがまぁそのうち話すだろうって思い



今まで特に聞くことは無かったし睦月が話したい時に話してくれればいい



そう思っている





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