愛たくて~あいたくて~
そんな俺に葵は言う



『愛斗最近モデルの仕事しても笑えて無いんだもん…無理しかしてないよ…なのに今日歌ってた愛斗は心から楽しそうでさ…そんなの見たら愛斗のしたい事なんてわかるに決まってるでしょ…』



葵の言葉を聞き俺は今の気持ちを葵に伝えた



『俺…俺は歌い続けたい…ごめんな葵…俺は歌いたいんだ』



『やっと言ってくれたね…やっぱり愛斗には歌しかないよ…私も頑張るから愛斗もちゃんと自分の夢をおって』



俺は葵を抱き締めた



まだイベントは終わってなくて




でもそんなの関係なかった





『如月くん…霜月さん…ベストカップルは君たち以外居ないね』




睦月の声で我に戻る



そして睦月は大声で叫んだ


『今年のベストカップルは如月愛斗くん霜月葵さんですおめでとうございます…ではラブラブの二人に皆の前でキスを』


言われるがまま恥ずかしがる葵を無視してキスをした



まぁ後から葵に怒られたのは言うまでもない



こうしてイベントは幕を閉じた







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