愛たくて~あいたくて~
俺は二人を見て言う

『いや両方違うから』


『残酷』


今度は二人ハモって言う


そんな会話を聞き霜月は笑ってる



そんな彼女を見て少しだけ安心した



『祐季ごめんごめんこいつら中学の後輩の如月と川瀬』



『はじめまして真琴の友達の水無月祐李です…葵とも仲良かったんだな』


『はい…え~と如月愛斗です…先輩の話しはよく霜月から聞いてますよ』



『そう』


『どうも川瀬睦月です…先輩有名人ですから…話せて嬉しいっす』


『ありがとう』


水無月先輩の印象はクールでかっこいい男


その通りだった




俺のクールと言われるだけの男とは違い本当にかっこよかった


霜月が先輩を好きなのも納得する


『葵と仲良くしてやってな』


そのうえ優しい


普通彼女と仲良くしてくれなんて言えない


でも先輩は笑顔で言った


『はい』


それ以外言葉が出なかった


こんな素敵な彼氏が居る霜月


叶わないそう思った

『じゃあ葵ちゃんごめんね祐季借りて帰るね』


『あ…はい』


そういい先輩たちは帰って行った



霜月は先輩達が見えなくなるまでずっと後ろ姿を見つめていた





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