愛たくて~あいたくて~
扉をノックして中に入る



中には副社長



赤磐さんが居なくなってから事務所の事は全て任されている



でも滅多にここには呼ばれない




まぁ俺の場合何度か週刊誌に記事が乗ることで呼ばれたけど


『失礼しま~す』



『おう…愛斗』



『松永さん…何ですか今日は?俺また何かしましたか?』



早速本題に入った




『いや今日はお前にこの仕事受けるか聞こうと思ってな…』



そう言われて渡されたのは雑誌の取材



俺は一人での取材は全て断ってきた



副社長こと松永さんが渡して来たのは一人での取材



いつもなら断るんだけど



『やっても良いですかその取材?』


俺の意外な言葉を聞き松永さんは笑った


『言うと思ったまぁだから直接呼んだんだけどな』



そうそこにある祐季の名前を見て受けることにした





多分さっき水無月先輩に会ったのはこの為に先輩も呼ばれたのだろう





きっと先輩となら楽しいそう思った




取材日も決まり俺は実家に久しぶりに帰った







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