愛たくて～あいたくて～

一年前


俺は睦月と未菜が結婚したのをきっかけに家を出て一人でマンションに住み始めた



睦月と未菜は睦月の仕事の為に母さんと一緒に暮らした方が良いと話し合いで決まったから二人は今実家に暮らしている



睦月も未菜も実家に居てくれて良いと言ってくれたけど


一緒に居ると葵の側に居てあげれない自分が嫌になるから



俺は一人でマンションに引っ越す事を勝手に決めた



始めは皆反対していたけどたまに実家に顔を出す約束で納得してくれた


でも最近は忙しくて帰れてない


だから俺は久しぶりの実家に帰った



そして葵から貰ったあのプレゼントを開けたんだ




何故かずっと開けれなずにいたプレゼント



無性に開けてみたくなったから





中には俺が葵にあげたプレゼントが入っていた



でもいくら探しても一つだけ見つからないものがあった



何故か自然に涙が出た




そして一緒に入っていた手紙をあけた