愛たくて~あいたくて~
でも泣き止んでほしくて霜月を思いっきり抱き締めてしまって居た






数分後



『ごめんね』


霜月は我に返りそう言った



『いや気にするな胸ならいつでもなすからさ…』



『うん…』



俺の言葉に素直に頷く



『俺を泣き場にしてくれればいいし』


なんて笑ってみた



『うんじゃあ泣きたいときは連絡するね



なんて言うからつい嬉しくて



『おう…飛んでいって慰めるわ』


って言ったら



『ありがとう』


って笑われた



こうして俺は霜月の泣き場所になった



落ち着きを取り戻して戻ろうとする霜月が急に止まり言う



『そう言えばさ私如月くんの連絡先知らない…』



少しだけ寂しそうに


『あ…すみれにでも聞いて』




そう返すと


『え?すみれは知ってるの?』


ビックリしながら聞いてきた


『ああ…』


そう答えると



『また私だけのけ者だよ』



少し膨れて言う…




そんな顔も可愛かった





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