愛たくて~あいたくて~
副会長の水無月先輩に見とれてる俺に睦月は小さく話しかけてきた


『なぁ…愛ちゃん知ってるさっき新入生挨拶した霜月さんと今挨拶してる水無月先輩って誰もが認めるベストカップルなんだよ』



『へぇ~睦月なんでそんなに詳しいの?』



『愛ちゃん知らないの多分愛ちゃん位だよ…去年の文化祭見学に行かないからだよ』


『あぁ…文化祭なぁ~だって別に興味なかったし』


そう睦月に誘われたが行くのがめんどくさくて断った事を思い出した



『去年のベストカップルがあの二人だったんだよ』


『ふ~ん』


別に興味なんてなかった


愛とか恋とか俺はなんかまだよくわからない





式も無事に終わり教室に向かい席に着く


少しして現れた若い男



どうやら担任らしい


『え~今日からこの1年3組の担任の七村圭吾です…担任持つのは今年が初めてですが楽しいクラスにしようなよろしく』


挨拶をして話を進めていく


そして急に始まった自己紹介


『じゃあ順番に名前呼ばれたら名前と出身中学と軽く自己ピーアールすること』

そう言い順番に呼び始めた




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