愛たくて~あいたくて~
俺の父親



俺が10歳の時に事故でなくなった




父さんはモデルをしていた


仕事から家に帰るか途中で車が事故にあい即死



その当初の記憶は未だ無いまま…


父さん子だった俺はショックが強く母さん曰く1ヶ月くらいしゃべらなかったらしい…



何故しゃべる様になったのかは母さんもしらないらしい


その頃から俺の性格が変わったのだと母さんは言う




どう変わったのかはわからないが明るくなった


母さんはそう言う



中学に入ってから友達も増えよく家に集まっていた


母さんは全く怒らず逆に喜んでくれた


思い出に浸りながら朝御飯の用意をする


『おはよう』


睦月と歩が起きてきた



『あ…ここどこだけ』


なんて真琴先輩が寝ぼけながら言うから


『俺んち』


そう答えた


『愛斗…』


記憶を辿りながらやっと思い出したのか

『あ…悪いな何か帰るきっかけ失ってそのまま寝てたわ』


『良いですよ気にしないでください』


『真琴…おはよう…ここどこだけ?』


真琴先輩と話していると水無月先輩までもが真琴先輩と同じ事を言う


『…』



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