愛たくて~あいたくて~
そんな霜月を見てすみれは言う

『葵はいいかもしれないよいつも祐季先輩に起こしてもらってるから』


『そうだよ葵先輩はいいよ…でも私とすみれ先輩はね…』


なんてもめてるし…

霜月はいつも水無月先輩に起こしてもらってるって事実を知ってちょっとショックだった



そんなことは気にしない様に俺は言う


『わかったよ俺が悪かったからとりあえず朝ご飯食って』


朝ごはんを食べ終えて


『じゃあ祐季帰るか』


『そうだな』



そんな事を言うから俺は思わず先輩達を見て聞いた



『先輩達帰るんですか?』



『今日もバイトだし』


なんて真琴先輩は言う


『じゃあ仕方ないですね』


俺は半分嬉しいようなでも複雑な気持ちで答えた


『葵は…まだ居んの』



今度は水無月先輩が葵に聞く


『うん今日はすみれたちと遊びに行ってくる』


『そっか楽しんでこいよ』


そういい霜月の頭を撫でた



『じゃあお邪魔してすいません』


『また来るなりっちゃん』


『うんまたいつでも来なさい』


母さんがいい


『はい』


とだけ返して先輩達は帰って行った



朝食の片付けば母さんに任せて皆でプールに行くことにした



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