愛たくて~あいたくて~
彼女の自己紹介が始まるとみんな一斉に静まり返る



『霜月葵です出身中学は卯月中学…趣味は写真特技は特に無いですが得意科目は理数系です
よろしくお願いします』




自己紹介が終わりクラスメイトの質問が始まる



『生徒会副会長の水無月先輩と付き合ってるって本当ですか?』



『え~と…はい』



ちょっと照れながら答えた彼女に周りは『やっぱりそうか』っと言ってざわつく


『はいじゃあ次』


七村の声でみんなは静まった



こうして自己紹介も終わり休憩時間になり睦月が俺の所にきて色々話してくる




その話を右から左へ流しながらいつもの様に話して居ると一人の男が話しかけて来た



『よお…さっきのお前ら楽しかったな…おれ澤井歩(さわむらあゆむ)よろしくな』



『おうよろしくな』


睦月が答え話していたから俺は何も言わずに二人を見ていた


少し話した後にチャイムがなり席に着く


七村が教室に入って来て言う



『じゃあこの時間は委員会を決めるぞ…先ずはクラス委員からだな誰かやりたいやつは居ないか?』

居るわけがない





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