愛たくて~あいたくて~
できれば学祭で知ってほしいから内緒にしてた



『ちょっと出掛けてるから気にせずに来いよ…帰りちょっと遅いから話しは明日朝にでも聞くけど』


『わかったじゃあ待ってるね』


なんて言われた



その言葉が嬉しくて

また俺の心を揺れ動かす


『わかった…睦月にはメールしとくわ』

冷静を保ちながら言う


『うん…お願いね』



そう言われ電話を切った



話ってなんだろう



そう考えたが解らないので考えるのを辞め睦月にメールする

『霜月が家に来るからよろしくな』


そしてまたバンドの練習に戻る



バンドの練習は12時近くまでかかった




急いで家に帰る



『ただいま』



睦月が起きててそう声をかけると…


『霜月待ってるよ…お前の部屋で』



『おう…じゃあ行ってみるわ』



『愛ちゃん…俺今日ここで寝るな』


『わかった』


多分話が長くなるのを睦月は予想してそう言ったのだろう



部屋に入ると霜月が居た




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