愛たくて~あいたくて~
そんな霜月に言う


『バ~カだから俺には気をつかうなってんだろ』



『うん…』



やっといつもの笑顔になった霜月



『なぁ霜月…夏休み最終日の日にここに来て』



そう言いチケットを渡した



どうしても今聞いてほしかったから



『ありがとう…ライブハウスkAZU?』



『俺バンドで…ライブするから…てかさ怖がらずに先輩と向き合えよ』



『え?如月くんバンドしてるの?』


霜月は先輩の話よりバンドの話しに食いつく


『ああ…真琴先輩に誘われたて…まぁ中学でもしてたから』


『そっかぁ…もしかして今もバンドの帰り?』


霜月は申し訳なさそうに聞く



『そう…もう日にち無いからなぁ~』


そう言いベッドに寝転んだ


『ごめんね一番大変な時に』


『だから謝るな』


『じゃあありがとう』


そう言い笑う


『邪魔になるから未菜ちゃんの部屋に戻るね』


そう言い立ち上がるから


『もうちょい話そう』


そう言って引き留めた


『じゃあもうちょっと居るね』



『なんかさ霜月とゆっくり話すの始めてだよな』



『そうだね…ねぇバンドって大変じゃないの?』



『大変かな…でも楽しいよ…まぁ真琴先輩は厳しいけどね』


なんて笑い合う




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