愛たくて~あいたくて~

弥生祭

文化祭2週間間前



学校は弥高祭の準備に追われていた




誰もが忙しくバタバタと学校が騒がしかった



俺のクラスは喫茶店をすることに



着々と準備は進められた



バンドも順調に練習をしいい仕上がりになっていた




まぁ問題は俺の声



3日程前に練習していて喉の痛みを感じた


だから一週間は歌うのを真琴先輩に禁止された



久しぶりにやることもなくて教室でボ~っとしていた



『よお…如月…久しぶり』



そう声をかけてきたのは水無月先輩




先輩が霜月と距離を置いた夏から俺は会うことが無かった


『久しぶりです』


『如月声』


俺の声が違うことに気づき言われた


『あ…ちょっと頑張りすぎて』


そう言うと


『真琴が言ってたな確か』


『そうですか』



『ああ…なぁお前は葵の事』



水無月先輩は言いかけて辞めた



『霜月がどうしました?』


聞き返したが


『いやいいよ』


そう言われた




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