愛たくて~あいたくて~
文化祭当日


めちゃくちゃ盛り上がっていた



俺は当日暇な睦月と睦月に呼ばれて来ていた未菜と一緒に回った



霜月とすみれと歩は忙しそうに駆け回っていた



その間何度か水無月先輩と霜月の噂を耳にした



でも噂は噂そう思うようにした



そんな時水無月先輩と葉月華林先輩が一緒に居るのを見てしまった



俺は睦月達に断りを入れてから水無月先輩を追った



追いついた時にはもう先輩は一人で居た


『水無月先輩…』


呼び掛けた俺に振り向く先輩


『おう如月…どうした』


『あの聞きたいことが』



言いにくそうに言うと笑顔で


『なに?』


そう言うから思い切って聞いた



『霜月と最近どうなんですか?』


『あぁ…仲良くしてるよ』


笑顔で言われたからやっぱり別れたと言うのは噂なんだと安心した



そんな俺を見て言う


『なぁお前はそんなこと聞いてどうしたいの?』




『え?いや別に』



『如月…葵傷つけたら許さないから…なんてなじゃあライブ頑張れよ』



答えに困る俺に笑いながら言い去っていく




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