その男☆ナルシストにつき!!
「だったら、マキの所に行ってくれないかな?」
「マキの所ですか?」
「イトコでしょ?マンションも近いし。」
---そうなのだ。
このマキとは実家が2世帯住宅だったから。
お隣がお父さんの実家で、お父さんの弟が住んでた。
マキはあたしの2歳年下だから姉妹みたいに育ったんだけど。
ところが、どういうワケか?
地味なあたしとは正反対に誰にも似ずに華やかだった。
小学生で芸能人並のオーラ放ってたし。
目なんかクリクリして。
鼻もスッと通ってるし。
細くてスラッとしてモデルさんみたいで。
平均体重なあたしは、マキと身長が同じくらいだから2人並ぶとデブに見えるし。
マキの周りにはいつも人が集まってきてた。
何やってもパーフェクト。
だからって、性格は人の痛みが分かるような優しい子。
「小さい頃に地味な子程、大きくなってから美人になるんだから。」
って、いつも比べられてたあたしをかばってくれた。
残念ながら、小さい頃と変わらず地味だけどね。
マキの方はって言うと…
「マキの所ですか?」
「イトコでしょ?マンションも近いし。」
---そうなのだ。
このマキとは実家が2世帯住宅だったから。
お隣がお父さんの実家で、お父さんの弟が住んでた。
マキはあたしの2歳年下だから姉妹みたいに育ったんだけど。
ところが、どういうワケか?
地味なあたしとは正反対に誰にも似ずに華やかだった。
小学生で芸能人並のオーラ放ってたし。
目なんかクリクリして。
鼻もスッと通ってるし。
細くてスラッとしてモデルさんみたいで。
平均体重なあたしは、マキと身長が同じくらいだから2人並ぶとデブに見えるし。
マキの周りにはいつも人が集まってきてた。
何やってもパーフェクト。
だからって、性格は人の痛みが分かるような優しい子。
「小さい頃に地味な子程、大きくなってから美人になるんだから。」
って、いつも比べられてたあたしをかばってくれた。
残念ながら、小さい頃と変わらず地味だけどね。
マキの方はって言うと…