その男☆ナルシストにつき!!
「亀本って芸能記者です。」
「私、プロポーズすらされてないけど。今度はどこの女かしら?!」
あぁ…そっちに焦ってるのね。
「違うみたいです。亀本の話だと、莉南さんと結婚するって。しかも、今度のライブでそれを爆弾発言するとか。だから、てっきり婚約したかと。」
「まったく。龍のやることは大胆なんだから。公開プロポーズする気なんて。」
一瞬でごきげん。
ハートがこっちまで飛んできてる。
「本人に確認してないので、なんとも言えないんですけど…。ガセかもしれないですから…。」
やんわりとテンション下げてあげないと。
もしガセだったら可哀想だし。
「そうなの?じゃあ、確認取れたら、こっそり教えてね?」
「はい。」
電話を切った。
ライブって言っても、オーディションだし。
莉南さんも知らないんだから、あるわけないだろうな。
本当だったら仕事増えるな…。
ガセであることを願うよ。
そのまま、城金兄の事なんか忘れて、1人で映画なんか見ちゃってた。
その映画の本編前の予告編。
知らない間に泣いてた。
「私、プロポーズすらされてないけど。今度はどこの女かしら?!」
あぁ…そっちに焦ってるのね。
「違うみたいです。亀本の話だと、莉南さんと結婚するって。しかも、今度のライブでそれを爆弾発言するとか。だから、てっきり婚約したかと。」
「まったく。龍のやることは大胆なんだから。公開プロポーズする気なんて。」
一瞬でごきげん。
ハートがこっちまで飛んできてる。
「本人に確認してないので、なんとも言えないんですけど…。ガセかもしれないですから…。」
やんわりとテンション下げてあげないと。
もしガセだったら可哀想だし。
「そうなの?じゃあ、確認取れたら、こっそり教えてね?」
「はい。」
電話を切った。
ライブって言っても、オーディションだし。
莉南さんも知らないんだから、あるわけないだろうな。
本当だったら仕事増えるな…。
ガセであることを願うよ。
そのまま、城金兄の事なんか忘れて、1人で映画なんか見ちゃってた。
その映画の本編前の予告編。
知らない間に泣いてた。