その男☆ナルシストにつき!!
「藤原さんだったら、それが尚吾の唯への気持ちなんだから!!役にはまり込めるじゃない。しっかり仕事しろ!!って言うのかと思ってました。」
「それは、どういう意味かな?」
電話越しに、少し笑ってるのが分かる。
「意味なんてないです。藤原さんには失恋って言ってないですしね。」
「言えないだろ?相手聞かれたら困るのは2人だから。ああ見えて、宮元さんを守ってるんだよ。」
「守ってる?」
「うん。もし、藤原さんに宮元さんに失恋しましたなんて言ったら、どうなると思う?」
「そりゃ、殴り込みに来るでしょうね。大事な時にメンタル落とすなって。」
「それだけ?」
「芸能部に2度と出禁かな?」
「仕事もしづらいだろうし。まして、その話が他に漏れたら?何を週刊誌に書かれるか分かんないだろ?そういうのを考えて誰にも話してないんだよ。」
「振られた相手に、気なんか使わなくていいのに。」
ボソッと言ったはずなのに。
「好きだからだろ?好きじゃなかったら、そこまでしないよ。」
聞こえてたんだ。
「でも、あたし黒崎と別れるつもりなんてないですから。」
「知ってる。だけど、さっきの言葉で七瀬を応援したくなってね。」
「さっきの言葉ですか?」
何か言ったかな?
「それは、どういう意味かな?」
電話越しに、少し笑ってるのが分かる。
「意味なんてないです。藤原さんには失恋って言ってないですしね。」
「言えないだろ?相手聞かれたら困るのは2人だから。ああ見えて、宮元さんを守ってるんだよ。」
「守ってる?」
「うん。もし、藤原さんに宮元さんに失恋しましたなんて言ったら、どうなると思う?」
「そりゃ、殴り込みに来るでしょうね。大事な時にメンタル落とすなって。」
「それだけ?」
「芸能部に2度と出禁かな?」
「仕事もしづらいだろうし。まして、その話が他に漏れたら?何を週刊誌に書かれるか分かんないだろ?そういうのを考えて誰にも話してないんだよ。」
「振られた相手に、気なんか使わなくていいのに。」
ボソッと言ったはずなのに。
「好きだからだろ?好きじゃなかったら、そこまでしないよ。」
聞こえてたんだ。
「でも、あたし黒崎と別れるつもりなんてないですから。」
「知ってる。だけど、さっきの言葉で七瀬を応援したくなってね。」
「さっきの言葉ですか?」
何か言ったかな?